・・・・・・・っということで、なぜ弱いのか歴史的に考えてみます。
その例をナポレオン戦争と日本海海戦を挙げます。
これらの戦争において、ロシア軍の硬直性や臨機応変な対応力の欠如が顕著に現れています。
1.ナポレオン戦争
1)戦略的柔軟性の欠如
ロシア軍はしばしばフランス軍の迅速な戦略変更に対して遅れをとることがありました。特に、フランス軍の機動力や補給線の柔軟な運用に対抗するための戦略的柔軟性が欠けていました。
2)中央集権的な指揮系統
ロシア軍は中央集権的な指揮系統のため、戦場での即時の意思決定が難しく、指示を待つ間に機会を逃すことがありました。これは、ボロジノの戦いなどで顕著に見られました。(1812年)
3)資源の効果的な活用の不足
ナポレオン戦争中のロシア軍は、広大な領土と資源を持っていたにもかかわらず、それを効果的に活用する柔軟性や戦略的知識に欠けていたとされています。
2.日本海海戦
1)技術革新への対応の遅れ
日本海軍の近代的な戦術や技術を理解していることに比べ、ロシア海軍が技術革新が遅れていることが露呈しました。
2)指揮官の決断力の欠如
戦闘中、ロシア海軍の指揮官は現場の状況に即応した決断を下すことができず、日本海軍の攻撃に対して効果的な対応が取れませんでした。
3)柔軟な戦術の不足
ロシア海軍は、伝統的な戦術に固執しすぎたため、機動性の高い日本艦隊に対応ができませんでした。
この二つの戦争で、ロシア軍の指揮運用の硬直性という欠点が如実に現れましたが、ウクライナ戦争でも全く修正されていないことが判明しました。
次にこの弱点をカバーするのにロシア軍がどういう反応をしたか、実に興味深いテーマに移ります。
