・・・・・・・っということで、今日はフランスの下院議員選挙がありますね。
予想では極右が躍進するのは間違いないようです。
なんかEUが変調をきたしているように見えます。
フランス以外でも極右が勢力を伸ばしています。
イタリアではすでに右翼連立政権です。
ドイツでは伝統的に以前から極右の動きが活発です。
極右が人気を得てきたのは、明らかにEU体制がぐらついてきたからでしょう。
原因は加盟国内の経済格差と移民の増加と見ていいでしょう。
尤も、こういう事態は設立当初から予測されていたわけで、様々な対策が取られていました。(基金設立とか、通貨統合による経済強化、シェンゲン協定など)
それは統合によるメリットの方大きく、マイナスをカバーできると考えていたからでしょう。
発足時(1999年)加盟国数が11カ国だったのが、現在では20カ国に増加しています。
途中イギリスが抜けたけど、ウクライナの加盟が検討されています。
加盟条件は満たしているものの、経済力は国によって大きなバラつきがあります。
勢い、経済が好調な国が資金的にEU全体を支える形となります。
イギリスが抜けたのも、フランスやドイツ国内に不満が拡大したのも当然でしょう。
それに加え、国境移動の自由化に伴い、移民の流入が増加しました。
右派がつけ込む手法は、ナショナリズムを利用し国民の分断を図ることです。
国民の分断といえば、アメリカも同様です。
世界が極右化していると結論づけていいでしょう。
そんな結論は単純すぎるとの意見もあるでしょうが、そのリスクを過小評価して理想論に頼る方が危険でしょう。
では、この流れを食い止める方策はあるのでしょうか?
国民の「情報リテラシー」を向上することが大きな鍵を握っています。
世の中は「フェイクニュース」で溢れかえっています。
その中で正しい判断を下すには、情報リテラシーを高めるしかないのです。
国民の分断を狙う者は、間違った「レトリック」を駆使します。
トランプ(ヒトラーも)はレトリックの名手と言えるでしょう。
アメリカ国民は彼の使うレトリックにまんまとハマっています。
EU設立の理念は二度の世界大戦の教訓から、各国がまとまることによって以下の目的を達成することだったはずです。
1. 平和の確保
2. 経済的繁栄
3. 社会的発展
4. 国際的な影響力の増大
5. 民主主義と人権の促進
プーチンのチャレンジを受ける中、欧米の資本主義は大きな試練を迎えています。
やはり理想を求めた経済統合は無理があるのかなぁ〜。
このまま世界は分断に向かって突っ走るのかなぁ〜。
困ったもんだ。
海外旅行がますます難しくなっていく。
