・・・・・・・っということで、朝一番のニュースでボリビアでクーデターが発生し、現在進行形で伝えられていました。
これは大事件だと、NHKのワールドニュースを点けましたが、全く報道されていません。
そして今、クーデター軍が大統領官邸を撤退したとのこと。
たった3時間のクーデターでした。
なんか拍子抜けしました。(;^_^A
・・・・・・・
いったい自分は、ボリビアについて何を知っているか?
場所は?(ニカラグアの隣だと思っていました。(^^ゞ)
人気のウユニ湖がある国。
小学校の頃、チチカカ湖は面白い名だなと思ったこと。
あのチェ・ゲバラが死んだ場所。
それくらいです。
Wikipediaで早速調べました。
まず最初に目に止まったのが「黄金の玉座に座る乞食」という表現でした。
そっか、国は豊かなのにその資源が生かされず、国民の懐に入ってこないんだ。
以下は、歴史を簡潔に述べるようチャットGPT に聞いた結果です。
- 古代文明: ボリビアには紀元前2000年頃から人が住んでおり、ティワナク文明(紀元前300~1100年頃)が繁栄しました。
- インカ帝国: 15世紀後半にインカ帝国に征服され、その一部となりました。
- スペイン植民地時代: 1538年にスペインによって征服され、アルト・ペルーとしてスペイン帝国の一部となりました。ポトシ銀山の発見により経済が発展しました。
- 独立: 1809年に独立運動が始まり、1825年にシモン・ボリバルの指導の下、ボリビアは独立を果たしました。
- 共和制時代: 独立後、多くの政変と内戦が続きました。19世紀後半から20世紀前半にかけて、隣国との戦争(太平洋戦争、チャコ戦争)や内乱が頻発しました。
- 現代: 20世紀後半から21世紀にかけて、ボリビアは社会主義的な政策を取る政権や民主化運動を経て、エボ・モラレスが2006年に初の先住民出身の大統領に就任しました。モラレス政権は社会改革や資源の国有化を進めましたが、近年は政治的混乱が続いています。
スペインの植民地時代、銀鉱が発見されましたが、18世紀には枯渇してしまいました。
インカ帝国後は、外国からの支配を受けて、いまだにその体質を引きずっているってことですね。
とくに、天然資源が銀→錫→石油→天然ガスが次々と発見され、外国資本が牛耳ってきました。
資源のない日本からすると、羨ましい限りですが、外国からつねに狙われることになるんですね。
そんな状態から解放しようと、ゲバラがやって来たんですね。
あの有名な観光地のウユニ湖には推定540万トンのリチウムが埋蔵されているそうです。これは世界埋蔵量の半分以上だそうです。😳
ただ採掘するだけの予算と技術がないだけのようです。
当然のことながら、アメリカに代わって中国とロシアが狙っています。
首都はラパスで、標高 3,640 mもあり、世界で最高地点にある首都だそうです。
クーデターを起こされた現政権のモラレスは、2006年から社会主義党を率いているそうです。
先住民の人口比率が85%と南米最多だそうで、貧困層が大多数であるのはこれが理由ですね。
クーデターが大きく報道されないのは、過去に100回以上も起きているからでしょう。
こうなると、クーデターはボリビアの「文化」なのかもしれませんね。^m^