・・・・・・・っということで、現在共産主義(社会主義)の国家ってどれくらいあるか調べてみました。
ありゃ、たったこれだけしかない。
中国、ベトナム、ラオス、北朝鮮、キューバの5カ国だけ。
ソ連が抜けた穴は大きいですね。
かつては:
- ソビエト連邦(1917年)
- モンゴル人民共和国(1924年)
- 東ドイツ(1949年)
- ポーランド人民共和国(1947年)
- ハンガリー人民共和国(1949年)
- チェコスロバキア人民共和国(1948年)
- ルーマニア人民共和国(1947年)
- ブルガリア人民共和国(1946年)
- ユーゴスラビア連邦人民共和国(1945年)
- 中華人民共和国(1949年)
- 北朝鮮(1948年)
- ベトナム民主共和国(1945年)
- キューバ(1961年)
- アルジェリア(1962年)
- エチオピア(1974年)
- アンゴラ(1975年)
- モザンビーク(1975年)
- ラオス(1975年)
- カンボジア(1975年)
- アフガニスタン民主共和国(1978年)
- ニカラグア(1979年)
こんなにあったのですがね。
では、現在のロシアの政体は何でしょう?
大統領制を採用する連邦制共和国だそうです。
しかし、選挙制度とか三権分立の体裁を採っているといえ、どう見ても民主主義国家とはいえませんね。
強い権威主義的な性質を持つ中央集権体制と言えるでしょう。
何ででしょうね?
ロシアの人民は一度も民主主義を経験していないからでしょう。
ソ連崩壊の時が最大のチャンスだったのに惜しいですね。
社会主義体制に代わってと言っちゃなんですが、イスラム国家がじわじわと増えてきているようです。
色が濃いほど信者人口が多いことを表しています。
イスラム教国家も、自由が弾圧され権威主義的な傾向があります。
こうやって見ていくと、世界はますます不安定になっていきますね。
・・・・・・・
さて、ここで落ち目のプーチンが考えそうなことは、イスラム国家と結びつきを強めること。(すでにイランと仲がいい。)
なんたって、北朝鮮と仲良くするくらいですからね。
ロシアには約2000万人のイスラム教徒がいるとされ、総人口の約14%を占めています。
これはロシア正教に次ぐ国内第2の宗教だそうです。
いまのところ、ロシアは融和策をとっていますが、イスラム教徒が多いタタール地方やチェチェンが不安材料です。
プーチンの性格からして、こういう不安定な状況は逆にチャンスとほくそ笑んでるかもしれませんよ。(ーー゛)