・・・・・・・っということで、プーチンが北朝鮮を訪問し、ほぼ軍事同盟に近い条約にサインしたようです。
北朝鮮がロシアに砲弾を輸出し、ロシアはそれをウクライナの戦場で消費しているのは公然の秘密でしたが、これから堂々と実行されるのですね。
北朝鮮の砲弾の生産能力は、200万発/年だそうです。
ロシアがウクライナの戦場で使う砲弾の量は100万発/2ヶ月だそうです。
ですから、北朝鮮の砲弾は4ヶ月の消費量を補うことになります。
年の1/3ですからロシアとしては大いに助かるというものです。
そんな生産能力が(経済制裁を受けている)北朝鮮にあるとは驚きですが、軍需産業は北朝鮮経済の大きな柱の一つだそうです。
すでに小銃、弾薬、誘導ミサイル、車両などの武器を長年にわたって各国に輸出しています。
では、北朝鮮の軍需産業の規模はどれくらいあるのかですが、GDPのおおよそ15%から25%と予想すると、2021年の北朝鮮の推定GDPが約180億ドルとされていることから、軍事支出は27億ドルから45億ドル程度と推定されます。
45億ドルとすると、7,000億円にも達しますね。
弾道ミサイルの技術や、核兵器の技術がテロ国家に渡る可能性は否定できないでしょう。
これは、ロシアや中国にとっても大きな問題であることを両国は認識すべきなんですがね。
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もう一つ、今回のプーチン訪朝には大きな問題が隠れているのではないでしょうか。
北朝鮮は武器や弾薬以外に、「血」を輸出するとぼくは睨んでいます。
すなわち、北朝鮮が「傭兵」を輸出することです。
ホントーに困った連中です。