最後に聴きたい曲は? | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、今朝のYahooニュースに安楽死を選んだ40歳のフランス人男性の記事が出ていました。

 

交通事故で首から下が麻痺したのですが、痛みが止められず8年間苦しんだ結果の選択だそうです。

 

朝っぱらから重苦しい話題なので、安楽死について考えないことにします。

 

ただ、彼が最後に聴きたかった曲が「ラ・リベルテ」だったことに興味を持ちました。

 

この曲が流れる中、彼は息を引き取ったそうです。

 

「ラ・リベルテ」って?

 

 

シャンソンですから、フランス語です。

 

意味は下記の通り。

 

自由と踊れ! ~ ラ・リベルテ 訳詞・別府葉子

 

手にギター 手にヴィオロン 通りで 橋げたで夜更け

ゆくあてもなく 祖国 歌うシャンソン

手にギター 手にヴィオロン 手にタムタム 抱え打ち鳴らす

すでに無き祖国 歌うシャンソン

焼き栗売りの声響く  メトロの出口うずくまる

愛を求めても叶わぬ  ボヘミヤンが歌う

    ラ・リベルテ 自由はどこへ   ラ・リベルテ 夢の果て

 

手にギター 手にヴィオロン グラスや皿を叩いては

バルコニーの下で 歌うシャンソン

身分証も金も無く 夢見る デューク・エリントン

心のまま 声のつづくまま 歌うシャンソン

焼き栗売りの声響く メトロの出口雪が舞う

愛を求めてうずくまる サンキュロットゥが歌う

    ラ・リベルテ 自由はどこへ   ラ・リベルテ 夢の果て…

 

要はフランスにたどり着いたボヘミアン(ロマ:ジプシー)の歌なんですね。

 

ちなみに、サンキュロットゥとは労働者階級に対する蔑称です。

 

なぜ彼がこの曲を選んだのかよく分かりません。

 

では、ぼくが死の間際に流して欲しい曲は何でしょうね?

 

やっぱモーツァルトのラクリモーサかな。

 

 

 

初めてレクィエムのレコードを買ったのが中学生の時。

 

まだ感受性が強かったぼくは、椅子にしがみついていないと天国に持っていかれると感じたものです。(;^_^A