・・・・・・・っということで、2008年公開の冒険ファンタジーです。
対象は青少年向けかな?
何かの理由で人類は地下の町に住まなければならなくなります。
その町を維持する発電機などのインフラの耐用年数は200年。
その時のために、地下から脱出する方法を書いたマニュアルを、200年後に開くようセットされたタイムカプセルを代々の市長たちが受け継ぐことになります。
しかし・・・・。
とても面白い世界観でしょう?
この壮大な世界観を映像化しようとしたチャレンジ精神が素晴らしい。
たぶん原作があると思いますが、映画という制約の中で重要な部分をたくさん削らなければならなかった。
膨大な制作費(5,500万ドル)をかけたのに、大コケしてしまった気の毒な作品です。
ビル・マーレイ、ティム・ロビンス、マーティン・ランドー(知らないだろうな)など名優が脇を固め、主人公を若きシアーシャ・ローナンがつとめています。
場面を削らざるを得なかったため、ずいぶん辻褄の合わない部分が出てきます。
でも、ファンタジーですから細かいことは言いっこなし。
ぼくは好きですよ。
現代社会への皮肉も効いています。
★★★★☆