話し相手としてのAI | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、とんでもないニュースがサラッと報道されています。

 

それは、「GPT-4o(オー)」が発表されたこと。

 

これまで、チャットGPT3.5(無料版)が最新で、ぼくも時々使っていますが、テキストのみに対応していました。

 

GPT-4o(オー)は音声対応になって、しかも映像認識も備わっているのです。

 

どこがスゴイかというと、自動通訳を現実のものにしたことです。

 

チャットGPT 3.5の翻訳機能は優れもので、テキスト入力すると直ちに精度の高い翻訳を表示してくれます。

 

対応言語は50カ国以上と言われ、日本語能力もバッチリです。

 

それが音声対応になったのですから、画期的です。

 

同時通訳器がそのうち出てくるから、英語の勉強なんて必要なくなるよと半分冗談で予言していましたが、まさか生きている間にできるとは。

 

気の毒ですが、翻訳家も通訳も失業ですね。

 

あとはウェアラブル機器がどう進歩するかですが、もう時間の問題でしょう。

 

・・・・・・・

 

さて、自動翻訳の恩恵を最初に受けるのが、外国旅行でしょう。

 

日本人が外国旅行を躊躇する最大の理由は語学の問題でしょう。

 

カメラを仕込んだメガネをかけていれば、相手の表情を見ながら会話することも可能です。

 

・・・・・・・

 

音声対応AIの利用で考えられるのは、翻訳ばかりではありません。

 

その中で最大の影響力を持つであろうものは、「話し相手」だと思うのです。

 

いまちょうどNHKで日本人の「孤独」について特集をしていました。

 

高齢化、少子化、核家族化で、孤独死が急増しているというのです。

 

GPT-4oのデモ動画を見ると、会話が実に自然です。

 

まるで、そこに「人格」が存在するようなのです。

 

老人がAIに話しかけている構図はある意味不気味です。

 

しかし、ぬいぐるみの人形に仕込んでおけば、老人の孤独をかなり和らげてくれるでしょう。

 

なんか自分の晩年の姿を考えてしまいます。(;^_^A

 

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