・・・・・・・っということで、時代に取り残されています。
「レジリエンス」って何?
「ボタニカル」って何?
「インセンティブ」って何?
「アジャイル(Agile)」となると、サッパリです。
最近の外来語はどんどん増えるばかりで、追いつきません。
こういう言葉を、知っていて当たり前みたいに使われると、知らないぼくが悪いような気分にさせられます。
確かに日本語では表せない表現が英語にはあります。
日本語は一つの意味に対して、沢山の表現方法がある気がします。
それが「あいまい」に繋がっているのでしょう。
それに対して、英語は「おおっ!これにはこの表現しかない」というドンピシャりの単語が多く存在します。
最初に挙げた「レジリエンス(resilience)」には、「回復力」「復元力」「耐久力」「再起力」「弾力」などと訳され、「困難をしなやかに乗り越え回復する力(精神的回復力)」と説明されます。
なんと日本語訳の多いことか!
この言葉にどこで出会ったかというと、ローマ帝国があれほど繁栄したのは、統治に「レジリエンス」があったからだとの文脈でです。
塩野七生の「ローマ人の物語」を読んでいますから、「レジリエンス」という表現はローマ帝国の統治にピッタリだと思いました。
ちょっと違いますが、ダイバーシティー (diversity)多様性も最近流行りの言葉ですね。
これもローマ帝国を考える上で重要な言葉です。
日本語は表現が多彩であることが特徴です。
それだけ、豊かな精神世界を形成しているといえます。
しかし、そのことが却って「あいまいさ」を産んでいると思うのですがどうでしょう?
ちなみに、
「ボタニカル(botanical)」は、植物のという意味で、牧野富太郎のドラマが影響していると思います。
「インセンティブ(incentive)」は、一定の条件を満たしたり、成果を出すことで得られる報酬のことで、わかりやすい例では、スポーツにおける勝利チームに対する勝利ボーナスはインセンティブです。
「アジャイル(Agile)」は、「素早い」「機敏な」といった意味であり、ビジネスシーンでは「状況の変化に対して素早く対応すること」を表す言葉だそうです。
こういうふうに、外来語のカタカナ言葉はどんどん増えて、追いつけませんが、スキーム(scheme:枠組みを持った計画)とか、コンセンサス(consensus:意見の一致)なんかは、ほぼ日本語として取り入れられていますね。
そこでぼくが全く理解ができなかった言葉「ふてほど」の意味をご存知ですか?
・・・・・・・
「不適切にもほどがある」というドラマの題名なんだそうです。(;^_^A