・・・・・・・っということで、日本ではあまり大きく報じられていない、イランに関する大きな事件が立て続けに起きています。
尤も、単にぼくが見落としているだけかも知れませんが。(^^ゞ
11日 アメリカとイギリスの海軍は、イエメンの武装組織フーシ派を標的とした空爆。(その後も断続的に攻撃は行われています。)
16日
(1)イランは隣国イラクにあるイスラエルの情報機関の拠点を弾道ミサイルで攻撃。
(2)イランがシリアにあるイスラム教過激派組織「イスラム国」の拠点を弾道ミサイルで攻撃。
(3)イランはパキスタン領土内の、イランがテロ集団に指定する「ジャイシュ・アル・アドル」の拠点を攻撃。
18日 パキスタン空軍は、イラン東部シスタン・バルチスタン州サラワン付近の過激派拠点とされる地点をミサイルで報復攻撃。
20日 シリアの首都ダマスカスで、イスラエルによるものとみられるミサイル攻撃があり、イラン精鋭部隊の革命防衛隊の軍事顧問5人が死亡。
本来なら、イランは同じイスラム国として、シリア、イラク、パキスタンとは友好関係にあるはずです。
なのに、ミサイルで攻撃したことが異常なのです。
ど〜しちゃったのイラン・・・です。
表面的には、3日にイラン南東部ケルマンで発生したISによる爆発事件で、84人が死亡したことへの報復です。
しかし、匿われている過激派を標的にしたとはいうものの、友好国であるはずの国にいきなりミサイル攻撃です。
特に、パキスタンは核保有国です。
アラブ圏に住んでいて分かったことは、彼らはすぐに「過激自慢合戦」してしまうのです。
要するに過激なことを言った方が勝ちみたいな心理です。
いまイランはイスラム強硬派が政権に就ています。
彼らは、自国の軍隊以外に革命防衛隊という自前の軍事組織を持っています。
強硬な政権は、その建前上、より強硬な意見を無視できない立場に追い込まれます。
イランは、そのジレンマにはまっているように見受けられます。
アラブ諸国はそういう傾向が強いとはいえ、アメリカも強硬な主張をするトランプが人気です。
強硬な意見には大きな危険が潜んでいることを、まだ世界は学んでいないようです。
世界を不安定にする要素が、ますます増えていくばかりです。

