・・・・・・・っということで、父が亡くなる前夜、ぼくがベッド脇にいることを認め、ぼくの頭に手を置いた。
翌朝亡くなったので、それが最後だった。
父の強い愛情を感じた。
愛と愛情は似た言葉だが、愛については理解が難しい。
英語では、LOVEとAFFECTIONとに分かれている。
欧米人は何かというと愛であるが、キリスト教の影響だろう。
日本人は愛について本当のところよくわからない。
わからないから普段は使わない。
その代わり、愛情についてはスンナリ理解している。
日本では愛しむ(いつくしむ)という方がより相応しいかも。
理屈としては、「愛」はより深く包括的である一方で、「愛情」は感情の表現や一般的な親しみを指すなんだそうだ。
そうだろうか?
だって、「愛は冷める」ではないか。
夫婦の場合を考えてみる。
付き合っていた頃や新婚時代は、確かに愛はあったかも知れない。
40年近くも経った夫婦を結びつけているものは、愛ではなく愛情ではないか?
