・・・・・・・っということで、ぼくのサラリーマン人生36年間は、ずっと営業畑でした。
こんな第一印象の悪い、何もしていなくても感じ悪い、愛想のない、自分でも絶対やりたくない職種と公言している男が、何で営業だったのか?
人生の皮肉としか言えません。
実際、逃げようと試みました。
上司に営業から外してくれと、何度も直訴しました。
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営業ですから、営業しなければなりません。
アタリマエです。^m^
今から思うと不思議なのですが、我が国においては「営業=接待」という刷り込みがあるのです。
ぼくの上司は、「相手をぐるぐる巻きにしろっ!」とよく言いました。
ぐるぐる巻きとは、接待漬けにしろということです。
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ぼくは海外の仕事がメインだったので、国内の営業のことはよく知りませんでした。
国内営業の連中は、莫大な「営業経費」を割り当てられていました。
それに比べれば、海外営業の営業経費は微々たるものでした。
今だから言えますが、それでも営業経費は余裕で余りました。(;^_^A
海外営業のトップになって、困りました。
使わないけれど、来年度の営業経費の枠だけは確保したい・・・って考えちゃうんですね。
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何となくですが、いまの政治も同じじゃないかと思うのです。
すなわち「政治=接待」という構図がまかり通っているのではないでしょうか。
これは日本独特の困った刷り込みじゃないでしょうか。