・・・・・・・っということで、映画【地獄の黙示録】でのウィラード大尉のセリフの続きです。
「これが我々のやり方だった。機銃を浴びせて、手当てする。欺瞞だ。見れば見るほど欺瞞に胸がむかついた」
” It was a way we had over here of living with ourselves. We'd cut them in half with a machine gun, and give them a Band-Aid. It was a lie. And the more I saw of them, the more I hated liars. ”
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アメリカは「アメリカンドリーム」を主にTVを通じて世界にばら撒きました。
ぼくが子供の頃、【パパはなんでも知っている】【うちのママは世界一】【名犬ラッシー】【ルーシーショー】なんてドラマが放映されていました。
広いリビングにはテレビがあって、ダイニングには大きな冷蔵庫、袋のついた掃除機、自家用車が当たり前のようにありました。
このアメリカンスタイルに世界が憧れ、将来の目標になりました。
ぼくはアメリカが意図して流した「戦略」だと思っていますが、生活様式ばかりでなく、価値観や道徳感もセットで広まっていったことを見逃してはなりません。
アメリカ・アズ・ナンバーワン。
アメリカこそが正義だとの認識が世界に植え付けられました。
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その戦略に最初の綻びが出たのがベトナム戦争でした。
民主主義のリーダーと自認するアメリカは、ベトナムが共産化されれば将棋倒しのように共産主義が世界に広まっていく(ドミノ理論)として、戦争に介入しました。
結果は、惨敗です。
その後も、アメリカは事ある毎に「民主主義を守るため」と称して、戦争をしました。
主なものでも、グレナダ侵攻、パナマ侵攻、湾岸戦争、アフガニスタン戦争、そしてイラク戦争。
しかし、イラク戦争は石油が目的であったことがバレてしまいました。
アフガニスタンは、ベトナムと同様に見捨てられました。
アメリカが掲げる大義の実態は、アメリカが利益を独占する魂胆を隠蔽する標語に過ぎないと世界は気づきました。
そう、ウィラード大尉がアメリカの欺瞞にムカついた通りなのです。
・・・つづく。
