・・・・・・・っということで、今回の戦争の特徴は、プーチン一人が「止ぁ〜めた」と言えば終わる戦争であることです。
なぜ言わないのか?
それは自分の命が惜しいからです。
あなたが思う理想の世界は?
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時代背景も人間のレベルも全く違うので、プーチンと比べるのはカエサルに失礼だと分かっていながら、彼が軍団を率いてルビコン川を渡る前に行った有名な演説を思い出します。
有名なのは「賽は投げられた」ですが、その前に「ここを超えれば、人間世界の悲惨。超えなければ、我が破滅。」が付くのです。
これを聞いた配下の兵士たちは、「彼のために渡ろう」と決心するのです。
常識的には、個人の利益より世界の利益を優先しますよね。
ここが面白いところなんです。
カエサルが一筋縄ではいかないのは、自分の都合を正直に訴えた点です。
ウクライナ戦争を開始したときの、プーチンが並べた嘘八百と比べると、その品格の差を嘆かざるを得ません。
そう、言いたいのは世界平和を維持するためには、尊敬に値するリーダーを選ぶしかないということです。
十分認識しなければならないのは、21世紀の現代でさえ、一人の指導者が世界平和の鍵を握っていることです。
紀元前49年の当時と全く変わっていないのです。
国連が平和を確立してくれるとか、平和を訴えることによって人間の理性に期待するなんて非現実的な願望でしかないのです。