・・・・・・・っということで、過去に「世界は物語を必要としている」というタイトルでブログを書きました。
まあ誰も読まないでしょうが、こんな記事です。↓
「ウーヴン・シティー」というトヨタが富士裾野に建設中の「未来都市」です。
3年前に書いたのですが、あれからますます世界は「行き詰まり感」で覆われています。
それは、将来の夢(=物語)が描けないからです。
かつて、「人類はより良い方向に向かっている」という神話を誰もが信じていました。
その原動力は「科学の発展」であり、リードしていたのは間違いなくアメリカでした。
科学だけでは人類は幸せになれないと気づきました。
世界は新しい物語を欲しているのです。
・・・・・・・
大阪でまた万博を開催するそうです。
かつて、日本はオリンピックと万博で大成功を収めました。
残念ながら、これらのイベントでは、もう次の物語は描けないのです。
コロナのせいとはいえ、このあいだオリンピックで失敗したばかりじゃないですか。
なんたる税金の無駄遣い。
ウーヴン・シティー構想は、トヨタという一企業の描く物語です。
日本という国家は、将来の物語を描く力はないのでしょうか?