・・・・・・・っということで、静岡県で橋桁が落下する事故が起きましたね。
あってはならない事故です。
日本の技術者たちが万全の計画を立てた上で実行するので、失敗の可能性はほぼゼロのはずです。
それでも事故が起きます。
記憶にあるだけで、今回が3度目です。
これだけの重量の鉄の塊が落下するのですから、悲惨な結果を招きます。
巻き込まれた方々は本当に気の毒です。
・・・・・・・
前にも書きましたが、日本国内にぼくが責任者として架けた橋が1カ所あります。
ですから、この事故には注目してしまいます。
とりあえず、事故現場の特定です。↓
清水JCTのすぐ南なんですね。
航空写真です。↓
工事計画書の区間です。↓
施工業者が気になりますが高田機工あるいは、名村・日塔建設JVの担当工区ですね。
高田機工のHPを調べてみたら、混雑して繋がりませんでした。
ちなみに1991年に橋桁が落下事故を起こしたサクラダは、業績悪化で会社が消滅しています。
(追記)
事故を起こしたのは名村・日塔建設JVでしたね。
下請け施工会社は株式会社ミックという重量物設置の専門会社です。
亡くなったのは日本鉄塔とミックの社員だったようです。
名村造船所は事故当日の日付で、HPで事故発生を報告しています。
日本鉄塔のHPには繋がりません。
高田機工は別の現場でした。(もうHPには繋がります。)
事故原因調査が報告される頃はもう記憶が薄れているでしょうが、亡くなられたお二人の冥福をお祈りするとともに、負傷された方々の早期回復を願わずにはいられません。