・・・・・・・っということで、原題は【DER SCHUTZENGEL】で、守護天使という意味。
守護天使のネックレスが事件を解決する手掛かりの一つになります。
オーストリー映画(TV用)ということで興味を持ちました。
殺人事件なのですが、特に猟奇的でもなく謎が多いわけでもありません。
ごくごく普通の事件で、いかにもありそうな動機によって起きます。
まるで捻りのない台本で、アメリカだったら見向きもされずにボツでしょう。
金持ちの犯人は貧乏な女性を殺して、その手がかりを持った家政婦を殺し、ついでに破産寸前の家政婦の甥(?)も殺そうとします。
犯人は行き当たりばったりで、全く知能犯ではありません。
捜査する刑事も特に優秀でもありません。
ニーチェの蘊蓄を語る箇所がありますが、何の関係があるやら。
刑事がクラシック音楽好きなのが、オーストリー映画らしいところです。
映画の構成も下手くそです。
しかし、却って貧乏くさい作りが、かつてのオーストリー帝国が没落した雰囲気が出ていて、ぼくは好きですヨ。
★★☆☆☆