・・・・・・・っということで、前日頭を打ってバランス感覚がおかしくなっていると書きましたが、危ないのは登りの時より下りの時でした。
すれ違うときは、なるべく早めにこちらが待つようにしているのですが、ご覧の通りジジイですから、相手が避けてくれる方が多いのです。
ぼくは律儀者ですから、あまり待たせては気の毒だと思い、早く通過しようとするのです。
これがマズイ。
よりによって相手が見ている時に限ってヨロけてしまうのです。(TT)
岩に手をつこうとしてそのまま一回転してしまうこともあるのです。
道を譲ってくれた若者たちは、これを目撃してビックリしてしまうのです。
「ダイジョーブですか?」「ゆっくり歩いていいですよ」と声をかけてくれます。
中には、「ホントーに登頂(これは適切な表現ではありませんが)して来たのですか?!」と質問してくるくらい、足取りが危なっかしく見えるのです。
見えるどころか、本当に危ないのですが。
ある時、屈強な青年二人が見ている前で転んでしまいました。
本当に心配してくれて、「水を飲んだらいいですよ」とか、「何か食べれば体力が戻ってきますよ」とアドバイスされてしまいました。
かつては中央アルプスを闊歩していたぼくには、屈辱的な言葉なんですがねぇ〜。_ノ乙(、ン、)_
・・・・・・・
しかし、大株歩道入口まではまだまだ遠い。
ウィルソン株にさえ到達していない。
アドバイス通り腰を下ろして食事タイムとしました。
屋久島の森は全体が湿気っているのです。
日が当たっているところでさえ、ジメッと湿気ているのです。
まあ、疲れたのでそんなことお構いなしに、濡れた岩に腰を下ろします。
こういう場合に備えて、高カロリーの補助食をたっぷり用意しています。
水はその辺に流れている川からいくらでも補給できます。
ちなみに、屋久島にはキツネは生息していないそうです。
ですから、天然ミネラルウォーター飲み放題です。(^^)/
・・・・・・・
それにしてもウィルソン株ってこんなに遠かったっけ?
・・・と思いながら腰を上げたら、大株歩道入口はすぐそこでした。
ウィルソン株に気づかず通り過ぎていたのです。
それほど疲れ切っていた・・・ってことでしょう。
あとは平坦なトロッコ道を歩くだけですので、思わず足取りが軽くなります。
・・・ところが、帰りのトロッコ道のなんと長いことか。
行きは真っ暗な道でしたので、無我夢中に歩いたのですが、見えることによってその単調さが強調され、心が折れてしまうのです。
スタート地点に戻って来た時はヨレヨレで、もう亡霊のような状態でした。
結局、往復11時間もかかってしまいました。
・・・長くなってしまいましたが、つぎで縄文杉コースの総集編とします。