「舞いあがれ」に見る初フライト(その2) | so what(だから何なんだ)

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68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、飛行機のお次はヘリコプターの初フライトです。

 

これはワシントン州のシアトルでした。

 

ヘリコプターはもともと不安定極まりない乗り物ですから、固定翼機のようにはいきません。

 

(変な話、固定翼は下手に操縦しようとするより手を離したほうが安定するのです。)

 

インストラクターの横に座ります。

 

ホバリング状態から、教官にサイクリック(操縦桿のこと)を渡され、止まってみろ言われました。

 

出来るはずがありません。

 

何度やっても墜落寸前になります。

 

そのとき、これを操縦できるようになるとは全く思いませんでした。

 

(たまに、ラジコンヘリの経験者は初日で停止できる人がいるそうです。)

 

実際にホバリングするためには、サイクリックスティック以外にコレクティブレバー(高度を調整するレバーね)と、フットペダルと、スロットルの4つを同時に調和させなければならないんです。

 

でも、速度が出ると途端に安定するのです。

 

広い訓練スペースで、水平飛行しているといきなりサイクリックスティックを任されました。

 

四角いパターン飛ぶのですが、案外容易なのです。

 

だんだん感覚が分かってくると、もっと低く飛べと言われたのです。

 

地上スレスレをものすごいスピードで周回させられるのですから、そりゃぁ〜怖いです。

 

知らず知らず高度が上がってくると、インストラクターはぼくの腕を掴んで、もっと低くとグイグイと押し下げるのです。

 

これが初日のフライトです。

 

日本とアメリカはずいぶん違うものなのです。