・・・・・・・っということで、現役時代、「ご苦労さま」と「お疲れさま」の使い分けに違和感を持っていました。
あるとき社長が部屋に来た際に、工事担当者が「ご苦労さま」と元気に挨拶したのです。
これは目上の人が下の者に使う言葉だと何となく分かっていたのですが、現場では「ご苦労さま」が一般的だったのです。
こういう時は「お疲れさま」を使うのが正解なのですが、これもおかしいと感じるのです。
だって、その時の社長はエネルギッシュな人で、どう見ても疲れを知らなそうでしたから。
疲れてもいない人に、疲れているというのは失礼でしょう。
分かっていますって、両方とも相手を労う言葉だって。
じゃあ、部下が上司を労う必要があるのか?・・・ってこと。
でも、挨拶として何か言わなきゃ失礼になると感じるのが日本人。
「お疲れさま」を英語で何というか調べると、「Thanks for your hard work」「Good work」とでてきますが、明らかに無理矢理感があります。
実は英語には存在しない挨拶言葉なのです。
毎日おつかれさまです、誰に言われると嬉しい?
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「お疲れさまです」という立場になったとき、ニコニコしながら「疲れてねぇ〜ヨ」と心で呟いていました。
最近は自宅に来る配達人に「お疲れさま」と言うことにしています。
必ず嬉しそうな顔をしてくれます。
日本語は面倒くさいけど、いいところもありますね。