・・・・・・・っということで、中国は何で中国なのか?
突然そんなことを考えてみました。
国という単位を規定する要素は、「地形」が大きいでしょう。
中国はこうなっています。↓
中国は大国ですが、実は「閉じた世界」あるいは「隔離された世界」であることがわかります。
西側世界との間には山岳地帯が立ちはだかっています。
北側は広大な砂漠地帯が遮っています。
もちろん東側には太平洋が広がっています。
日本は海によって孤立していますが、中国も孤立しているのです。
今なら、交通手段が発達したので、東回りでの繋がりをイメージできますが、現代も含めて中国はずっと「閉じた世界」なのです。
中国が「一つの中国」と盛んに繰り返すのも分かる気がします。
そして、「中華=世界の中心」と名乗るのも理解できます。
彼らのいう中心とは、世界の中心ではなく、閉じた彼らの世界の中での中心なのです。
しかし、一つの国とするには国土が広大すぎます。
そして、住んでいるのは漢人ばかりでなく民族も様々です。
なのに何故、一つの中国に拘るのでしょう。
ヨーロッパ大陸も一つの閉じた世界と言えますが、たくさんの国家が共存(?)しています。
中国は、台湾とかウィグル自治区や少数民族の独立を絶対に認めません。
アメリカは大きな国ですが、州単位に大幅な自治権を与えています。
理屈では、中国も合衆国のような国の形態を取ることは可能なはずです。
しかし、どうしても一党独裁に拘ります。
中国の歴史は、常に一人の皇帝が国を治める独裁国家であり続けました。
ヨーロッパでも全体を統治した国家が過去にありました。
古代ローマ帝国です。
あのときも、ローマ皇帝一人が独裁者として治めました。
しかし、結局は失敗したのです。
では、なぜ中国は相当無理のある独裁体制を続けて来られたのでしょう?
それは、文字の発明だとぼくは考えています。
文字を持つ民族は強い。
それは文字によって文化やシステムを「継承」できるからです。
アイヌ民族やインディアンの例を挙げるまでもなく、いくら優れた文明でも文字がなければ継続されないのです。
文字の発明とともに、中国は早い段階から農耕国家であったことも理由の一つです。
四大文明で現在まで残っているのは、中国だけである理由を考えるのは面白いでしょう。
ヨーロッパでも早くから文字を獲得していたのはギリシャ人です。
しかし、痩せた狭い土地であったことは、ギリシャを交易に進ませました。
ギリシャ文明を継承したのは、ローマでした。
ローマは基本的に農耕民族でしたが、イタリア半島はいかにも狭い。
一時期ローマ帝国がヨーロッパを支配していたとしても、長続きはしませんでした。
もし、ギリシャの文明をフランス(当時のガリア)が引き継いでいたら、今頃は中国のようにフランス一国がヨーロッパを支配していたかもしれません。
だいぶとっ散らかった話をしましたが、中国人が持つ世界観を理解する上で、地形から始めるのは
面白い視点だと思っています。
