・・・・・・・っということで、Youtubeには、ロシアの戦車が次々と爆発炎上する映像が山のようにあります。
残酷な映像ではありますが、何度も見ていると快感になってしまいます。
ジャックポットと言われるくらい、命中すれば一気に爆発して、砲塔が空高く舞い上がります。
しかし考えてみれば(考えてみなくても)、あれらの戦車には生身の人間が3人づつ乗っているのです。
ロシア軍戦車の決定的設計ミスと分かりましたが、いまから設計し直すわけにもいきません。
ジャベリンの餌食になると分かっていても、戦車要員が不足し未熟だと分かっていても、ロシアは戦争を継続させるためには、若者を戦車に乗せて戦場に送り出さねばなりません。
いくら悪党のロシア兵だって、将来のある若者たちです。
それぞれの兵士には母親がいて、家族があって、それぞれが大事な存在なのです。
・・・・・・・
戦争で何が残酷かというと、相手より性能が劣る兵器に乗せて(持たせて)戦場に送り出すことです。
日本はその悲劇を嫌というほど味わいました。
日本軍は日本国民に対して罪を犯しました。
性能の劣る(または数の足りない)部分を精神力で補えと言ったのです。
仕舞いには特攻(自殺攻撃)をさせるまで追い込んだのです。
まさしく、犬死させたのです。
そんな戦場に息子を送り出す母親がいますか?
ロシア軍はいま、それをやっているのです。
・・・つづく。