・・・・・・・っということで、母を亡くしたことですね。
今年一番の思い出は?
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不思議なことに実感がないんです。
まだ死を受け入れられないとか、どこかで生きている感覚とかではなく、きちんと受け止められているんです。
そりゃぁ悲しいですよ。
しかし、予想していたより悲しんでいない自分に驚いているのです。
涙ひとつ流れなかった。
映画で大泣きする涙もろい自分なのに。
・・・・・・・
死について考えさせられる。
遠い親戚なり、かつての友人なり、単なる知人なり、もうとっくに亡くなっているのに、それを知らなければその人はまだぼくの中では生きている。
ある人の中では生きていて、ある人の中では死んでいることが普通に起こっている。
さらにその人の死を知ったとして、ああ亡くなったのかと認識を切り替えるだけではないか。
もっと進めば、忘れ去られる。
生死なんてそんなものではないだろうか。
人間の存在とはその程度のものなのか。
では、死とは何なのか。
・・・・・・・
あなたの息子はこんなにも薄情な男なのでしょうか?
