・・・・・・・っということで、たぶん最終回。(^^ゞ
日本が敗戦したあとも、イギリスはミャンマー(ビルマ)の独立をなかなか認めませんでした。
せっかく作った、自分の思いのままになるドル箱の国ですからね。
太平洋戦争が終わったあと、それまで日本と戦っていた蒋介石率いる中華民国が、毛沢東率いる中国共産党に負けるや否や、ミャンマーは反共工作の起点になりました。
CIAが物資や軍事顧問団を反共勢力に援助し、タイへのアヘンの運び出しも行いました。
イギリスに倣って、アメリカも実にエゲツないですね。
前回、ミャンマーの特産品を挙げましたが、アヘンも手っ取り早く金を稼ぐ手段だったのです。
その後、ミャンマーは内戦の時代が続きます。
結局、軍事クーデターが起き、共産主義国家が成立します。
中立国を標榜していますが、中国の影響力が強い独裁国家といえるでしょう。
北朝鮮との関係も深いです。
その後、アウンサンスーチーさんが象徴する民主化要求のデモが続きますが、再度軍事クーデターが起き、結局現在のように民衆弾圧が続いているというわけです。
ここで見落としてはいけないのが、中国です。
中国にとって、ミャンマーがどれほど「オイシイ国」か理解できるでしょう。
いま「一帯一路」政策が注目されていますが、1990年代からバングラデシュやスリランカ、モルディブ、パキスタンなどを抱き込んで、インドを包囲する「真珠の首飾り作戦」と呼ばれる海洋進出政策を着々と進めているのです。
種を撒いたのがイギリス。
それに続くアメリカの稚拙で中途半端な介入。
結局、漁夫の利を得たのが中国という構図なのです。
さて、日本です。
アウンサン(父)を立てて傀儡政権を作ったのは日本です。
最初の軍事政権を承認したのも日本です。
思いっきり無償援助をしているのも日本です。
その関係で、日本はミャンマーと太いチャンネルを持っていると自認しています。
でもねぇ~
スリランカと同じように、単に利用されているだけじゃないの?
本気でミャンマーのことを思うのなら、ミャンマーのことを最低限でも知る必要があるでしょう。
・・・・・・・
以上、ぼくが調べた限りの最低限の知識です。
参考になれば幸いです。



