・・・・・・・っということで、【鬼滅の刃】を見て感じたもの。
それは、日本人特有のeuphoria(幸福感)です。
主人公は鬼(オニ)を退治する宿命を背負うのですが、絶体絶命の場面に陥ったとき、彼の脳裏に響くのは「絶対に諦めるな」とか、「努力は裏切らない」とか、まあ、そういった類いのものです。(忘れちゃったけど。(^^ゞ)
すると、どこからか助けが来てとか、眠っていた能力が目覚めて、鬼を倒すなどして絶体絶命の窮地から脱することが出来るのです。
まあ、外国のヒーロー物も似たようなパターンが多いのは確かですが、そこから得られるeuphoria(幸福感)は別のもののような気がするんです。
主人公を裏切らないのは、友情であり、親子愛であり、正義を貫く努力と強い意思であり、神であるのです。
単なる強運や偶然とは違う「ウェット」な感情なのです。
外国の場合、ああ良かったという「乾いた」euphoriaが得られるのですが、日本の場合「泣かせられる」というeuphoriaなのです。
泣かせる代表的な手法が「自己犠牲」です。
主人公自身の自己犠牲もそうですが、主人公を取り巻く人々の自己犠牲が泣かせる定番です。
日本人は特にこれに弱い。
・・・・・・・
多数のために自己犠牲をするか。
自己のために多数を犠牲にするか。
それが問題だ。