習近平Who ?(その4) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
一日に数本書いていますので、遡って読んで下さいね。

・・・・・・・っということで、このシリーズ面白いですか?

ぼくはとても大事なテーマだと思っていて、面白くて仕方ないのです。

あくまでもぼくなりに理解するのが目的であって、自己満足の部類であることは十分承知しています。(^^ゞ

シー・ジンピン(習近平)が果たさなければならない【共産主義の枠組みの中での資本主義経済】を実行するのに:

①汚職の撲滅

②軍の掌握

という手を打ってきたと書きました。

これまではいわば、身内の寝技の部類です。

次は③人心の掌握です。

もちろん①は民衆の歓迎するところです。

民衆の心を導くには明確な目標設定(スローガン)が必要です。

それが【一帯一路】です。

彼は「正しく世論を導くシステムを整える」と言っています。

その根拠を「歴史」に求めることにします。

ことある毎に、「幹部は歴史を学べ。世界四大文明の中で中華文明だけが中断せずに今日まで続いている」と号令をかけています。

一帯一路はシルクロードを連想させます。

中国は日本ほどではないですが、欧米から隔離されています。

東(アメリカ)を向くか、西(ヨーロッパ)を向くか、答えは明らかです。

ヨーロッパ諸国を各個撃破する方が容易いのです。

2019年最初の外遊先にイタリアを選んだのは偶然ではないのです。(新型コロナウィルスをばらまいちゃいましたが。)

人心を掌握するにはナショナリズムを鮮明にすることです。

そのナショナリズムを裏付けするものは、「歴史」がうってつけなのです。

どうです?理詰めでしょう?

アメリカに対しては、最終的な競合相手として肩を並べることになることは承知しているはずです。

しかし、交渉相手としてのアメリカは(トランプがいてもいなくても)、負けるとは思っていないでしょう。

①②③と手を打ってきましたが、次は難題④管理された自由の実現です。

・・・つづく。