・・・・・・・っということで、アンデルセンの童話「はだかの王様」は様々な教訓を含んでいて、現代でも色褪せません。
1) 権力者への教訓
周囲からの批判や反対を受け入れない。
自分に都合のいいことだけを信じ、「自分はバカで愚かな面もある」という自覚がない。
2) 市民への教訓
大勢意見への無警戒な同調。
資質も能力も実力もない者への諦め。
直言する勇気の欠如。
童話では子供が「王様ははだかだ」と叫び、市民たちはああやっぱり王様は自分が見える通り裸なんだと知ることになります。
さて、問題は子供の意味です。
子供の声は「天の声」とされています。
子供は無垢だから見た通りを正直に言うという前提があるからこそ、市民は何が真実かのお墨付きを得たのです。
多分にキリスト教的価値観がベースにありますが、果たして現代において子供の声の役割を果たすものがあるでしょうか?
そもそも、子供はウソをつく名人じゃないですか。
誰でも分かる真実を言ったとしても、誰かさんが「フェイク」だと叫べば、皆黙ってしまいます。
本人そのものがフェイクの塊なのにね。
現代は、アンデルセンが生きていた時代とちっとも変わらないどころか、退化さえしているのではないでしょうか。
はだかの王様が誰なのかすぐ思い浮かぶと思いますが、彼を見るといつもこの童話を思い出します。
もちろん、彼が裸だと言えない国民を見ても同様です。
↓パンツくらい穿かせればいいのにね。(;^_^A

