・・・・・・・っということで、台風についての雑感。
昔々その昔、ぼくが工事現場の責任者をやっていたとき、台風が近づく予想でした。
工事現場って未完成ですから、足場、クレーン、型枠などなど風で飛ぶようなものが満載です。
もちろんぼくは土木建築の専門家じゃなくて、ド素人でした。
周囲の民家に害を与えちゃイカン・・・その一心でした。
下請けの連中に、飛ばないように固縛するように事前に伝えました。
一応責任者でしたので。(^_^ゞ
ところが、反応悪いんですね。
丁度、解体中の門型クレーンというのがあって、風で倒れたり、レールを暴走しかねません。
ぼくは、下請けの作業員に対策が足りないからワイヤーで固定するように指示しました。
当時、ぼくは若造ですから指示に従いません。
仕方なく、ぼくは自らスティールワイヤーを拾い集めて、クレーンによじ登って作業を始めました。
今から思えば、若かったなぁ~~ ┐('~`;)┌
漸く、彼らは協力し始め、ぼくが思っていた以上の対策をしてくれました。
結局のところ、台風は逸れて、そんな作業は無駄だったのですが、この出来事がものすごく印象に残っているのです。
リスク管理です。
日本人はリスクに対して、最悪のことを考えません。
根拠のない経験を基に、ダイジョーブだと判断する傾向が強いのです。
台風が来る度に、工事現場の足場が崩れます。
今度の台風でも、各地で足場が吹き飛ばされています。
ぼくが現場代理人をしていたのは、もう40年以上も前のことです。
リスクに対しての鈍感さは、あの頃とちっとも変わっていないんじゃないか?
これだけ台風の事前情報があるにも関わらず、同じ失敗が繰り返される。
工事現場を請け負っていた人たちの責任は重大です。