人類の拡散(2) | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
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そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、世界の人口が2012年に70億人を超えています。

地球が養える人口が一千万人だとすると、ナンと許容量の700倍もの人間が生きていることになり、更に増え続けています。

何でこんなことが可能なのでしょう?

それは、採集+狩猟以外に農耕+牧畜が加わったことで可能になったのでしょう。

基本的に、現代は農耕+牧畜によって人類は食料を確保しているのですね。

この間の東北旅行で、車窓から広がる田畑を眺めながら、いったいこれだけの面積で、何人の人間を1年間養えるだろうと想像してみました。

どのくらいの広さがあれば、何人分か見当が付きませんが、一面に広がる水田に沢山の人々が稲穂に直接かぶりついて、ムシャムシャ食べている幻影が浮かんできました。(^_^;)

日本は一発勝負(一期作)ですから、冷害でも発生すれば、いきなり米不足に陥ってしまいます。

最近はひもじい感覚を忘れてしまったのですが、(70億の)人類は未だに綱渡りしていることは間違いないことです。


ちょっと本題からズレてしまいましたね。

人類が世界規模で拡散していったのは、ひもじい思いをしたくないからでしょう。

自然の恵みだけではすぐに食べ尽くしてしまいます。

だから、食料を求めて移動したのでしょう。

農耕の形跡が現れたのは1万2千年前頃だそうです。

ちょうど人類の移動が終わった時期と合致しますね。

狩猟採集だけでは成り立たなくなり(食べ尽くした?)ので、仕方なく自分で生産し始めたんでしょ?

素人の理解ですから、学説はどうなのか知りませんよ。

でも、自分としてはナンか引っ掛かるのです。

他の動物と同じように、食料が不足したら、何でその食料(供給)に見合った人口(需要)で安定しなかったのでしょう?

足りなくなったから、食料を求めて人類は移動したという説明は納得しやすいのですが、ぼくは、人口が増え続けたから移動せざるを得なくなったと考えるのです。

じゃあ、何で人間は増え続けた(ている)のでしょう?

ぼくは、それが疑問なのです。


・・・つづく。