・・・・・・・っということで、太陽光発電の固定買い取り価格を見直すために、制度をいったん終了するそうですね。
ぼくの理解では、電力会社は自ら太陽光発電には投資せず、民間が発電量を政府が決めた単価で、民間から買い取る。
その買い取り価格は、右から左へ、一般利用者の利用料に上乗せして徴収するという仕組みだということで間違いないですか?
・・・ということは、電力会社は損することはないですよね。
この制度で儲けようとしている人たちは、自前で、あるいは空き地や屋根の上のスペースに太陽光発電設備を設置してもらう。
当然、設備投資が必要で、投資資金を電気を売ることによって回収する。
回収し終われば、あとは儲け放題・・・ですよね。
政府とすれば、新しいビジネスが創出されるし、再生可能エネルギーの利用を積極的に進めているという「イメージ」作りに役立つ。
全てがウマく回り、ハッピーになる制度ですよね。
ところが、その買い取り費用が最終的に利用者に上乗せされるため、太陽光エネルギーを作れば作るだけ毎月の負担が増えてくる。
アタリマエっちゃぁアタリマエで、一般家庭でその額何と毎月767円。
太陽光エネルギーは単価が高い。
それは、単位エネルギーが小さいからです。
例えば、福島第一原子力発電所は発電能力470万kwで、敷地面積 約 350 万㎡でした。
もし、それだけの発電量を太陽光発電で作り出すには・・・
10kWで30坪( 99.17㎡ )ですから、470万kw÷10kW×30坪=14,100,000坪必要となります。
これは46,530,000㎡となり、単純計算で福島の4,653万㎡÷350 万㎡=13.3倍の土地が必要になります。
なぁ~んだ、たったそれだけかと思います。(自分の予想と比べて少ないのに驚きました。(^^ゞ)
しかし、太陽光発電は太陽が出ていないと発電しません。
30坪の太陽光発電の年間発電量は11,400 kWh/年で計算するそうです。
一方、福島の平成22年2月の発電実績が、3,122.67百万kWh/月でした。
すると、太陽光発電は11,400 kWh/年÷12ヵ月=950kWh/月となります。
3,122.67百万kWh/月÷950kWh/月=3,287,021倍
3,287,021×30坪=98,610,630坪=325,415k㎡の面積が必要になる計算です。
これは日本の全国土377,923k㎡に匹敵する面積です。
(計算間違ってないかな?(^^ゞ)
あくまでこれは、福島第一発電所(6基あった)一ヶ所との比較にすぎません。
日本全体の電力量(10,436億kWh/年:2016年)を太陽光発電で賄うのに、いったいどのくらいの面積が必要なんでしょう?
・・・・・・・
太陽光エネルギーとか、風力はタダでしかもクリーンです。
ぼくも含め、一般人の目には理想的に見えます。
しかし、如何に効率の悪いエネルギーか、事実を知ろうとしません。
じゃあ、原子力発電所ゼロを決定したドイツはどうなんだと疑問を持つでしょう。
種を明かせば、原子力発電立国のお隣フランスから電気を買っているのです。
日本はそんな友好的な国がお隣に存在しますか?
・・・・・・
日本政府は目先のことばかりで、筋のとおった長期的なプランを持とうとしません。
電気のことも、年金のこともです。
いまの時代、座ったままチョイと時間をかければ、このくらいのことは簡単に調べられます。
日本人は信じたいものを信じようとする傾向が、特に強いように見受けられます。
不都合な真実を見ようとせず、誰かが良しなに考えてくれているだろうと呑気なものです。
こんな政府にとって都合の良い国民いますか?
政府が失敗しても強く責任を問わない国民です。
それは、自身で考えることを放棄して、国会議員に丸投げしているからです。
その国会議員は官僚(事務方?)たちに丸投げしているのです。
その官僚たちは、有識者会議を使って損宅にまみれた方針を作ります。
誰も責任を取らない仕組み。
みんな知っているのです。
知っていて責任を追求しないのは、国民が丸投げしているからなんです。
丸投げしている責任を自身に感じているから、政府の失敗による損失を黙って尻拭いしているのです。
(補足)
kWとkWhの違いが、解りにくいと思いますが、kW(電力)とは出すことができる力の大きさを示す単位であり、kWh(電力量)とは、どれだけの力でどれだけの時間仕事をしたか、その仕事量(エネルギー量)を示す単位です。 1kWの力を出すモーターが2時間運転すると、1kW×2h=2kWhの電気エネルギー量を消費します。