神の国は何に似ている | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、中学生のとき、【聖書」を全部読みました。

正確に言うと、「世界の名著」という全集の中の、【旧約」と【新約】です。

詩篇まで含めた全部です。

詩篇を読んでも、意味なんか分かりません。

ただ、「読んだ」という実績を付けたいがために、文字を追いかけました。

若さというのはスゴイことですね。^m^

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そんな膨大な聖書の中で記憶に残ったのは一つ。

たったの一つだけです。

それは、ルカによる福音書13章 :

【そこで、イエスは言われた。

神の国は何に似ているか。何にたとえようか。

それは、からし種に似ている。

人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」


これだけです。(^^ゞ

なぜか、ぼくはこの章に惹かれた。

神の国=天国ですよね。

天国ならば、とてつもない楽園と想像するでしょ?

でも、イエスはコレだけを言ったのです。

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聖書って、いろんな人の、いろんな時代の、「イエスかく語りき」の寄せ集めですよね。

そこには、2000年以上の風雪に耐えて読み繋がれるだけの何かがあるのでしょう。

イエスの言葉は【寓意】で満ちています。

直接言わない悪い癖。

解釈は自分で考えろ主義です。

そしていま気付いたのです。

66歳になってようやく。

種をまいて⇒芽が出て⇒木になる⇒そしてそこに鳥が巣を作る。

コレって、この世の中の話じゃん。

実は、神の国は天国のような別の世界ではなく、現在のこの世の中なのです。

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