最初にぼくの好きな聖書の一説【 そこで、イエスは言われた。「神の国は何に似ているか。何にたとえようか。 それは、からし種に似ている。人がこれを取って庭に蒔くと、成長して木になり、その枝には空の鳥が巣を作る。」 】が出てきてビックら仰天。
このフレーズが有名なのか知りませんが、この映画を解く鍵になっているのです。
映像は美しい。
単調だけれど。
しかし、ストーリーはぜんぜんまとまっていない。
台詞も脈絡がない。
でも、それでいいのだ。
キリスト教の世界では常識で、説明の余地がないからである。
彼女はキリストに出会い、信者になって、キリストの最後に立ち会う。
ぺテロ、ユダなどと共に布教活動するのだけれど、彼女以外の男どもが愚かに見えてくる。
キリストの本心を正確に理解していないからだ。
彼女だけが深いところで理解している。
キリストもそれに気づいている。
どうも二人の間には「愛」が存在しているようなのである。
しかし、映画ではそれらを説明的には描いていない。
何故なら、キリストと、信徒たちを冒涜することになるからだ。
そう言いたいのだけれど、わざと描くのを避けている。
マグダラのマリアは娼婦だと思っていた。(映画でも描かれない。)
実は、彼女を貶めるためのデマだったとのテロップが最後に入った。
その誤解が解けて、つい最近彼女が聖人に列せられたことは記憶に新しい。
キリスト教って男性主体の宗教だけど、遅ればせながら女性にも気遣いをし始めたというところか。
何せ、Me Too運動は怖いもんね。(^ω^)
★★★☆☆