・・・・・・・っということで、思いの外拾い物の映画でした。
変な題名。どんな内容か全く予想が付かない。
アラブ圏を経験したことのある人なら、「あるある」という場面ばかりで笑っちゃう。
監督はこの映画をコメディーとして撮ったらしいが、優れた文明比較になっている。
セリフでも出てくるが、実はアメリカとサウジアラビアの違いはごく僅かなものかも知れないというメッセージを伝えている。
これは両国に限ったことではなく、全く正反対のカルチャーを持つ二つの国にも実際に人々が暮らし、同様の悩みを持ち、男女は恋愛をしている。
そうはいっても、サウディのけったいな部分をこれでもかと描いている。
ぼくはサウディに行ったことはないが、頷ける部分ばかりである。
さらに、主人公であるアメリカ人の目を通して見ると、ぼくら日本人が気付かない視点が垣間見られ興味深い。
しかし、決して馬鹿にしていないところに好感が持てる。
アメリカ人のステレオタイプの連中にはぜひ見せたい映画である。
残念ながら、アメリカではぜんぜんヒットしなかったそうである。
ちなみに主人公がかつて重役を勤めていたShuweinという自転車会社は実在していて、倒産している。
あと、ネタバレになるから書けないが、中国の不公正貿易にも触れていて、IQの低いトランプに見せたらマズイ映画でもある。
もっと評価されるべき映画ですが、題名が良くなかったかなぁ~
☆☆☆☆★