真っ向から憲法改正論 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、いつかは書かなきゃならないと思っていた憲法第9条についてのぼく個人の意見をまとめておきます。

硬い上に長いので、暇じゃない人はパスしてくださいね。(^^ゞ


護憲派の人々は平和憲法だというがぼくにはそう思えない。

平和を維持するためには安全保障をどうするか具体的な案を示さないのは無責任である。

国家の独立を維持するためには武装が必要である。

その武装を放棄して平和憲法だと主張するのは自己矛盾だからである。


武力集団である自衛隊は、武力放棄を謳う憲法に違反しているという。

防衛をアメリカに任せれば良いというのだろうか。

日本の防衛はアメリカの責任であるが、それは安全保障条約を交わしているからである。

条約無しに防衛するなら、防衛費を支払うしかない。

このことを傭兵という。

歴史を振り返れば、傭兵制度がどのような結果を招くか学ぶことが出来るであろう。


全ての武装手段を放棄して外交力で国家を守る(非武装中立)と主張していた政党が過去にあった。(社会党)

その主張が非現実的であることは、彼らが(連立)政権を担当した途端破棄せざるを得なかったことで明らかだろう。
(歴史上、非武装中立を実現している国はバチカン市国とコスタリカであるが、完全に武装放棄しているのではない。)


武装を主張する者が好戦的で、非武装を主張する者が平和主義だろうか。

平和平和と唱えるだけで平和が維持できると本気で考えているのだろうか。

平和主義者ほど武力を真剣に考えるのがスジではないか。


敗戦を経験して、戦争の愚かさ、悲惨さ、平和の大切さを日本人は骨身に染みて学んだ。

だが、戦うくらいなら無抵抗を貫き外国の属国となっても生きていたほうがいいと主張するのは間違いである。

それは独立国とはいえないし、長い歴史を費やして人類が獲得した生きることと自由は不可分であるという価値観を否定するからである。


自称平和主義者のために防衛整備が不十分なまま戦いを強いられるとしたら、彼らの間違いを証明するために犠牲になるのは自国の若者たちである。


・・・・・・・・

この程度の意見は護憲派の人たちはとっくに織り込み済みだろう。

彼らは第9条の矛盾を知りながらも、この憲法を盾にすれば日本は戦争に巻き込まれないと主張できると考えているのだろう。

だって、この憲法は戦勝国であるアメリカが押し付けたものであって、アメリカ側からの派兵要求を拒否できる最後の砦であることを知っているのである。

偶然とはいえ、実に巧妙なロジックである。

彼らは主張する。

自衛隊の存在は違憲であると。(ぼくもそう思う)

けれども、解散すべきだとは(もう)主張しない。

自衛戦争は国際的に認められた国家の権限であるから、自衛の範囲内では自衛隊を認められてもいい。(だれから?)

外国に自衛隊を派遣するのは自衛の範囲を超えているから認めない。(南スーダン・イラクの日誌問題。)

・・・・・・・・

他国からすれば日本の主張は自分勝手であって、ご都合主義に映るだろう。

アメリカがバックにいるから表立って言わないだけである。

そのくせ経済力は世界第三位だと威張っている。

第9条は優れた憲法だから外国も採用すべきだという。

第9条をかたくなに守り続ける日本人はノーベル平和賞に相応しいという。

全く噴飯ものである。

日本の特殊性を無視して、世界スタンダードにすべきだなんて。

・・・・・・・・

日本は武士道の国であり、名誉を重んじる国民であることは歴史を見れば疑いの余地が無い事実である。

ところが、日本は卑怯でずるい国だと思われている。

これらの悪評は主にアメリカの世論工作によるものだろう。

一番誇り高い国民に対してなんという侮辱であろうか。

日本は言われっ放しだ。

戦争に負けたからである。

70年以上前に終わった戦争の影響とはそういうものである。

日本人のそんなイメージを補強しているのが、日本の防衛についての不明確な態度ではないだろうか。

独立国としての義務を果たさずに経済に予算を回していると。

・・・・・・・・

そんな名誉なんてどうでも良い、戦争に巻き込まれなきゃいいのだという意見が出るだろう。

言いたいヤツには言わせておけばいいのだ・・・か?

現代はグローバル社会である。

経済がグローバルであるばかりでなく、テロもグローバル、変な意味、地域紛争もグローバルである。

一国の防衛は単独では成り立たない。

集団的自衛権という共同防衛構想を導入するのが常識だろう。

日本が世界の一員であり続けようとするならば、この問題は避けて通れない。

・・・・・・・・

ここまでをまとめると、護憲論者は安全保障をどうするのか確たる案を持っていなければ無責任である。

自衛隊は明らかに違憲だから、護憲を主張するなら、自衛隊の解体を含めた代案を示さなければならない。

護憲論を矛盾無く進めるとするならば【非武装中立】以外に選択肢は無いだろう。(そういう意味でかつての社会党の主張は矛盾が無かった。)

非武装中立は実現不可能だとぼくは思わない。

なぜなら、国連憲章の中にはその可能性を考慮した条項があり、非常設の国連軍を組織する条項がある。

イザとなったら、非暴力の抵抗で持ちこたえ(?)国連軍の到着を待つというもの。

これは非現実であることは明白だが、護憲を主張するならこれへの回答を用意する責任がある。


・・・・・・・・

では、ぼくの結論は何かと問われれば、改憲して「自衛隊を軍隊に格上げする」である。

憲法第9条があるから戦争に巻き込まれなかったとは思わないからである。

自衛隊の存在と、日米安保条約のおかげだと思っている。

軍隊に格上げしたからといって、日本が侵略戦争をはじめたり加担したりしないだろう。

派兵するしないはケースバイケース。

その状況に応じて真剣に検討すればいいこと。

それこそ憲法に照らし合わせて議論すればよい。

軍隊の運用は国家=国民の責任の下に行われるのは世界の常識。

 

世界情勢に応じて、国民は常に緊張させられる。


日本だけ出来ないとは思わない。


そもそも自民党は改憲を党是に掲げている政党。

そこに投票するならちゃんと了解していると思うのだが。^m^



・・・・長々と書いてしまったが、ぼく自身は戦争に行かずに済んだ世代なのでお気楽というわけじゃないですヨ。(^^♪