読書感想文【人生は愉快だ】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、この本を1ヶ月以上かけて読んでしまった。

 

内容にいちいち引っかかったからです。

 

チミチミ読んでいる間、影響を受けて考えたことをその都度ブログに書いたので、皆さん相当ワケ分からんことを書いているなぁ~と思われたことでしょう。^m^

 

 

著者 : 池田晶子
毎日新聞社
発売日 : 2008-11-08
前半の哲学者たちが死について語った部分の総まとめは、正直よく分からない。
まず哲学用語が分からないし、哲学界では常識であろうことも分からないからである。
そんな偉大な哲学者たちを、彼女はバッサバッサと切り捨てていく(ように感じる)。分からなくてもなんとなく爽快さを感じる。
後半は一転して、やたら分かり易い。彼女の死後に出版されたからだろうが、なんともアンバランスな編集。

彼女の本は2冊目だが、【死】について憑り付かれた様に繰り返して書いている。
もちろん死を考えることは【生】を考えることだから、マイナス思考どころか超プラス思考の彼女である。
彼女のいう死は存在しないというロジックがようやく分かった気がする。
過去も未来も無く、在るのは現在だけだというのはぼくが考えていることと一致する。

しかしナンだなぁ~~、哲学なんて男向きの学問をこんなにも好む女性は他に居ないんじゃないだろうか。
哲学という硬い分野を軟らかく料理したのは彼女の功績だろう。
哲学は論理的な脳を持っていなければならないが、女性であるがゆえに感性で理解していることが見受けられて面白い。
哲学という学問の枠を超えて、考えることの楽しさに身を任せる姿が実に好印象というか、愛らしい。

47歳という若さで死んでしまった彼女、生の先にある世界を楽しんでいるだろうか。