・・・・・・・っということで、女性同士の会話には「わかるわかる」といううなずきの言葉が頻繁に使われるそうです。
それに対し男同士の会話では「なるほど」とか「たしかに」という言葉が使われるそうです。
同じ同意を示している言葉なのですが、女性が【共感】を求めているのに対し、男性は【理解】を求めているのです。
これって、大きな差じゃないですか?
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昔、【話を聞かない男 地図が読めない女】だったかな?に書かれていた、「女性の話はアドバイスを求めているのではなく、ただ聞いて欲しいだけだ」という指摘が有名になりましたね。
早い話、男は何でも理屈で理解しようとしますね。
だから男は余計なことを言って、女性をイラつかせるのです。
ここまでは古典的な話です。
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さらに考えてみましょう。
男は必ず理屈を求め、理屈で理解するのなら、理屈に合わないことは【悪】だと決め付けるのじゃないかという仮説が成り立ちますよね。
悪とまでは行かなくとも、男は理屈に合わないまま放っておくと何か落ち着かないのです。
この傾向はぼくにも当てはまり、このブログを読んでくださっている方ならああなるほどと思い至ると思うのです。
そう、ぼくのブログは何かといえば理屈で理解しようとしているからです。
男のこの傾向は良い面も大いにあるわけで、科学の進歩は理屈の探求以外にはあり得ません。
しかし、科学以外の分野ではこの理屈第一主義(?)はちょっと困った、あるいはかなり危険な傾向といえるのではないでしょうか。
たとえば、戦争。
戦争をするとき、男たちは「大義名分(理屈)」を欲します。
いい例が「正義」です。
正義なんてものは、定義の仕様がない曖昧な言葉です。
なのに、正義のためといえば男たちは喜んで殺し合いをします。
じゃあ、「理屈」がなけりゃ戦争をしないかというとビミョーで、何が何でも理屈を見つけてくるのが男というものです。
そして戦争を止めるのにも理屈が必要なのです。
一方、(一般的にいって)女性は戦争を忌諱します。
なぜか?・・・・・理由はないのです。
戦争が嫌いだから嫌うだけです。
そこには理屈なんてありません。
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そこで、提案なのですが、戦争が起こりそうになったらお互いの国が女性を代表者に立てて交渉させてはどうでしょう?
案外「わかるわかる」で話し合いは終始し、少なくとも戦争は避けられるんじゃないですかね。(^^ゞ