・・・・・・・っということで、電気自動車についてのつづき。
電気自動車という発想は誰でも思いつくものです。
しかし、その実用化を阻んできた大きな問題が2つあります。
それはバッテリーの問題と、充電するためのインフラの問題です。
最新の電気自動車は一回の充電で300km走るとのことです。
これについての評価は二つに分かれるでしょう。
まだまだ足りないとするか、そこまで走れるなら十分だでしょう。
ぼくは、ぜんぜん足りないという意見です。
このあいだ北海道を2700km走ってきました。
9回も充電しなきゃならないのです。(実際はそれ以上の回数になる。)
ガソリン補給と違って、フル充電まで時間がかかります。
気の短いぼくには耐えられません。
しかも、常にバッテリーの残量を気にしながら走らなきゃならないなんて想像したくもありません。
そういった長距離ドライブには不向きですが、毎日の通勤や買い物にはとても便利でしょう。
なんたってガソリン代ゼロですからね。
それなら分かります。
それでも、電気自動車は時期尚早だと思わざるを得ません。
・・・・・・・
ガソリン車と電気自動車の弱点を克服したのがハイブリッド車でしょ?
フツーに考えて、車の最進化系はハイブリッド車でしょう?
ハイブリッド車で世界をリードしているのはトヨタでしょ?
いま電気自動車を提唱するのは、そのトヨタの一人勝ちを防ごうとする意図があるんじゃないですか?
しかもですよ、日本はハイブリッド車の先を行く水素燃料を使う燃料電池の普及を政府の後押しで進めようとしています。
そうすると、将来の自動車は日本の独壇場になってしまうのです。
ぼくは、そうさせないための動きだとしか考えられないのです。
欧米人が企みそうな話じゃないですか。
・・・・・・・つづく。