【オデッセイ】 | so what(だから何なんだ)

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人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、木場の映画館でカミサンと観ました。



あのリドリー・スコットの宇宙ものということで、期待しましたが・・・・

ナンなんだろう?この驚きのなさは?

予告編で想像できる以上の話の展開はありませんでした。

どうしたリドリー。

無人探査機のアイデアはどこかで見たことあるぞ。思い出せないけど。

宇宙でキャッチするシーンは明らかに「グラヴィティー」と重なる。

あちらは消火器だったけど。

中国が絡むのも同じ。

あと、説明が充分でないためワケ分からないところとか、つじつまが合わないところが多過ぎた。

SFだからつじつまが合わないのはアタリマエで、いちいち目くじら立てるのもナンなのは知っているが、ちょっと見過ごせない箇所がいくつかあるなぁ。

最大の矛盾は帰還用ロケット(MAV)。

次のミッションのために先に下ろしておくか?

いくらなんでもあり得ない設定じゃないの?

しかも軽量化するためにあれだけ装備を捨てる?

もともと4人用に(5人?)設計されていたものに一人で搭乗するんですぜ。

・・・・・・

物語りの目新しさの他に、全体を貫く緊迫感、絶望感が足りなかった。

火星に一人取り残され、2年間(?)生き延びるというアイデアだけは良い着眼でした。