・・・・・・っということで、木場の映画館でカミサンと観ました。
あのリドリー・スコットの宇宙ものということで、期待しましたが・・・・
ナンなんだろう?この驚きのなさは?
予告編で想像できる以上の話の展開はありませんでした。
どうしたリドリー。
無人探査機のアイデアはどこかで見たことあるぞ。思い出せないけど。
宇宙でキャッチするシーンは明らかに「グラヴィティー」と重なる。
あちらは消火器だったけど。
中国が絡むのも同じ。
あと、説明が充分でないためワケ分からないところとか、つじつまが合わないところが多過ぎた。
SFだからつじつまが合わないのはアタリマエで、いちいち目くじら立てるのもナンなのは知っているが、ちょっと見過ごせない箇所がいくつかあるなぁ。
最大の矛盾は帰還用ロケット(MAV)。
次のミッションのために先に下ろしておくか?
いくらなんでもあり得ない設定じゃないの?
しかも軽量化するためにあれだけ装備を捨てる?
もともと4人用に(5人?)設計されていたものに一人で搭乗するんですぜ。
・・・・・・
物語りの目新しさの他に、全体を貫く緊迫感、絶望感が足りなかった。
火星に一人取り残され、2年間(?)生き延びるというアイデアだけは良い着眼でした。