・・・・・・っということで、親父の見舞いを終えて自宅に帰り、車を置いて今度は自転車を漕いでカミサンが入院している病院に向かった。
なんたって、駐車料金がモッタイナイのだ。
病室のカーテンを開けると、カミサンがベッドの上で胡坐をかいて、なにやらヨガのポーズをとっていた。
昨夜は頭がふらついて立つのもままならなかったのに・・・・
ナンか拍子抜けしてしまった。
チューブも取れて熱も下がり、もう歩けるとのことだった。
・・・・・・
自分を担当してくれている若い看護婦さんのプライベートなことを微に入り細に入り話してくれた。
そして同室の女性ガン患者の病状や旦那さんの鬱病のことをこれまた詳しく話してくれた。
短時間なのに、なんツー情報収集能力の高さなんだろう。
もうカミサンは完全復活したなと確信したのでありました。
・・・・・・
10階から富士山が良く見えるとのことで、二人でエレベータで上がった。
ちょうど太陽が沈む所で、最初は眩しかったけど、時間がたつにつれ見事な夕焼けになった。
真っ赤な夕焼けを背景に富士山のシルエットがくっきり浮かんできた。
まるで北斎の描く赤富士のような模様の雲だった。
富士山上空の暗くなった空にシャープな白い飛行機雲が輝きながら細く伸びていった。
ビニールのベンチに二人並んで腰掛け、殆ど暗闇になるまで飽きずに眺めていた。
・・・・・・っというのは殆どウソで、ぼくはタブレットでメールをチェックして、カミサンはアイフォン6で最近ハマったゲームに夢中になっているのでした。(^_^.)