・・・・・・っということで、スカンジナビア半島に住むブロガーによると、あちらの介護施設は日本と根本的なところで異なっているようです。
それは個人の自由意思を尊重する点のようです。
日本の場合、個室に放り込んでベッドで横になってもらう状態が基本です。
あちらはできるだけ自分で動き回れるような環境を整え、入所者同士の交流の場を提供するのが基本で、患者への目配りもしっかりしているようです。
まあ、個人差もあるでしょうし、一概に言えませんが、もっと根本的な違いがあるようにぼくには思われるのです。
それは宗教、即ちキリスト教の力です。
若い頃は、宗教なんてまったく関心がなかったのですが、歳を重ねていくにつれ、その「効能」は認めざるを得なくなってしまいました。
宗教には様々なマイナスや疑わしい点がありますが、その説くところの基本は道徳です。
無宗教が大半を占める日本では、道徳教育を施すのは至難の技です。
悪賢い子供たちから、どうして殺人はいけないの?なんて大人を困らせる質問をされたとき、論理的な説明をするのがメンドーです。
ところが、宗教社会では「神様がダメと言っているからダメ」で議論はオシマイです。
老人をいたわらなきゃダメ。
老人を人間扱いしなきゃダメ。
は大前提なのです。
キリスト教は神の愛を説いているのですからなおさらです。
無宗教社会の欠点がそこに現れます。
極端な言い方をすれば、介護する人の行動原理に愛があるかないかの差になって現れます。
もちろん、介護する人に愛がないとは言うつもりは毛頭ありません。
宗教における愛の話をしているだけです。
金儲け(補助金目当て)のために介護施設を作りまくり、安い労働力をコキ使うなんて残念な発想は、宗教社会では許されないでしょう。
こと介護問題においては、宗教の良い面がとてもよく現れていると思いますヨ。