・・・・・・っということで、ぼくら・・・いや、ぼくはあまりにもイスラム教のことを知らないと思い知らされます。
イスラム法って聞いたことありますよね。
法律ですよ。
ユダヤ法、キリスト法なんて聞いたことがないでしょ。
でもイスラム教にはあるんですね。
そんなことも知らずに、イスラムの国々は政教分離が何で出来ていないんだと不思議に思ったものです。
ちょいと調べれば分かることなんですが、イスラム法(シャーリアという)は4つから成るそうです。
1)クルァーン(コーラン):預言者が授かった神の言葉
2)ハディース/スンナ:(預言者)ムハンマドの言行
3)イジュマー:イスラム法学者の間の大方の同意
4)キアース:類推(よく分からないけど読んで字のごとくなんでしょうね。)
ってぇことは、政教分離どころか、政教密着なんですね。
この辺の常識がないと、イスラム社会を全く理解できないことになります。
国家が成立するためには法体系は必須の要素です。
ハンムラビ法典やローマ法、ナポレオン法典を持ち出すまでもないですよね。
イスラム教は宗教なのに、法体系を持っているのが特徴なのです。
オスマントルコ史を読んでいるところですが、オスマン帝国が採用したのがイランの法学者の意見、即ちイスラム法だったのです。
相手を支配している実体だけでは国家とは呼べません。
自分たちにとっても、相手から見ても、国家として認められるには法体系が不可欠で、言っちゃ悪いけれどイスラム教は手っ取り早いのです。
宗教と法律がワンセットだから便利なのです。(支配する側にとってね。)
政教分離なんてぇ考えは、欧米からの視点に過ぎません。
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ぼくが思うに、イスラム教のこの便利さが欠点になっているのではないでしょうか。
以前に書いたとおり、ムスリムには「国家」という概念が薄く、その代わりに「家族」という考えが強いのです。
「国家=家族」とは何となく分かるようですが、よく中小企業の社長が言う「会社=家族」は矛盾の塊ですので認めるわけにはいきません。
そこがイスラム国家の弱点でしょう。
次に、最初にイスラム法の構成要素を書きましたが、解釈が明確ではないことです。
人によって、法学者によって、時代背景によって、解釈が一定ではないことです。
これは、法律としては弱点といわざるを得ないでしょう。
さらに言えば、イスラム法には独裁者を生む素地が大いにあるということです。
・・・・・・以上、経過報告まで。(^^ゞ