・・・・・・っということで、武士の誕生は9世紀だと教科書に書かれています。
そして、武士は次第に力を増大して、政権は朝廷から武士に移ったとされています。
ぼくには、これがスンナリと受け入れられないのです。
突然発生したように説明されている。
どんな政権でも、背後に「武力」が必ずセットになっているはずなのです。
武士はずっと存在していたと考えるべきじゃないかな。
貴族の集団である朝廷が武力を持たずに政権を維持できるはずがないでしょ。
じゃあ、朝廷を構成する貴族とは何なのでしょう?
普通に考えるならば、国の支配者となるためには、各地で興った地主である豪族が「武力によって」勢力を伸ばし、周辺の豪族との戦いに勝った者が政権を獲得するのがスジでしょ?
世界のどこを見渡してもそういう経過を辿っているでしょ。
では、貴族は武力を背景にのし上がった者が、やんごとない生活をするうちに軟弱になって貴族化したのか?
これが日本では違うようなんですね。
貴族はずっと貴族なんです。
武力を背景にしない貴族がどうして力を持ったのか?
不思議でしょう?
じゃあ、貴族とはナンなのか。
それが分かれば、武力を持たない貴族が「親衛隊」である武士を必要としたのだとして理解できるのです。
・・・・・・
こんな素朴な疑問から、ちょこっと歴史をカジってみることにしました。
あくまでも、視点は「武力」です。
・・・つづく。