・・・・・・・ということで、太極拳をやったことがない人にはサッパリ分からない話。
太極拳の基本は常に重心を後ろにかけることなんですね。
先ず教えられるのが、椅子に座ろうとする姿勢。
ぼくには、この意味が分からなかった。
太極拳は正真正銘の武術です。
どんな武術でも重心は低くして構えろとは教えられるはずなのに、どうして太極拳だけは重心が後ろなのか。
考え抜いて自分なりに出した結論は、太極拳は攻撃が基本でないこと。
必ず相手の攻撃を受けて、そこから反撃するから重心を後ろにすると理解したんですね。
後ろに移動しやすくして、攻撃のショックを逃がし、それから反撃するのだと。
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ところがこれは正解ではないと分かったんですね。
太極拳の先生が仰るには、その姿勢では膝に負荷がかかるというんですね。
だから、太極拳の競技に出る選手(?)でさえ、皆膝を壊しているそうなんです。
先生の説では、腰、尻、太腿の裏側の筋肉で受けろというんです。
現代の生活習慣では、この部分の筋肉が鍛えられないので弱っているそうです。
和式のトイレ、雑巾がけ、正座など、昔の日本人はこの部分が自然と鍛えられていた。
大相撲の白鵬が四股を踏むときをよく観察すると、決して膝で受けていない。
腰から大腿に繋がる筋肉で受けているというんです。
だから、太極拳をするとき、ここが弱いと正しい姿勢にならないというんですね。
ここを鍛えるためには、四足で歩く練習をするといいそうです。
すると、太極拳の後ろ重心の姿勢は、実は一番安定して強い姿勢であることが分かるんです。
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分かりました?
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