同情するなら | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・っということで、昨日の「あまちゃん」で夏ばっぱが、

「いま本気出さなきゃ、いつまでも被災地のままでねぇ~か」(うろ覚え)

というセリフを吐いた。

劇中の登場者たちも、TVを観ているぼくら視聴者たちも、この言葉にグサっと来ただろう。

「夏ばっぱカッケェ~」・・・ってね。

だが、ぼくはこの朝ドラマを見ながら常々感じていることがある。

それは「被災地の皆さんはこのドラマをどう見ているだろう?」という疑問。

・・・・・・

このドラマのテーマは、わざわざ書くまでもないだろう。

地元の人たちも夏ばっぱの言葉に励まされているのだろうか?

視聴者が聞くように・・・。

ホントーは違う感覚で聞いているのではないか。

あれから2年半、ホントーは疲れ切っているのではないだろうか。

被災直後はまだエネルギーがあって、いま頑張れば元の生活を取り戻せるという希望があった。

だけれども、時の経過と共に漠然としていたゴールがはるかに遠くにあることが見えてきて、脱力感に苛まれているのではないだろうか。

人々は忘れる。

どんなに善意に満ちた人でも忘れる。

「あまちゃん」の放映が終われば、急即に忘れていく。

阪神淡路大震災も、心の中では終わっているでしょ?

そこで、「いま本気出さなきゃ、いつまでも被災地のままでねぇ~か」

という言葉がどう受け止められているのか。

「そうねぇ~、あんときゃぁそういう元気もあったけどねぇ~」なんて、覚めた目で見ているのではないか。

・・・・・・

あのセリフは相当キツイ言葉なのである。

結局は当事者が自ら乗り切るしかないのである。

「同情するなら、ゼニをくれ」なのである。