・・・・・・っということで、修理屋が来るまで90分あるので、寝て待っていてもよかった。
でも、真夜中の3時半にホテルの人を起こすのは忍びない。
A型ってそういう律儀な性格なんですね。
ずぅ~~っと耳を澄ませて待っていましたヨ。
少しはウトウトしたけれど、クルマの音がする度にホテルの前に停車するか注意していた。
ちょうど3時過ぎ頃、やや大型のエンジン音が聞こえた。
カーテンを開けて外を見ると、案の定ピックアップトラックが停車していた。
すぐに玄関に出て、彼を迎えた。
外は小雨が降っていた。
スッゲェ体格のいい、ひげを生やした大男だった。
「I'm sorry to disturb your asleep.」と何度も謝った。
ホテルの裏に駐車場があるので、一緒にクルマに乗って行った。
・・・・・・
彼はエンジンをかけ、ハンドブレーキを引いたままの状態で何度かエンストを繰り返した。
あとは、エンジンルームの匂いを嗅いで、「アンタの言うとおり間違いなくクラッチが焼けた臭いだネ」と言った。
ぼくは正直に、普段はATしか乗っていないと伝えた。
彼は「このクルマはまだ新車で、クラッチは問題なく機能している。
明日以降も運転して問題ないが、レンタカー会社にAT車と交換してもらったほうがイイと思うよ。」
と言った。
それを聞いて、ぼくは脱力してしまった。
ヨカッタァ~
何度もお礼を言うぼくに、「安全を確認するために君の取った行動は正しいよ」と慰めてくれた。
その上、「コレがぼくの仕事で、夜中はずっとTVを観ていたのだから、ぜんぜん気にする必要ないよ。」とまで言ってくれた。
ジィ~~~ン
ここまでどの位かかったのかと聞くと、1時間ほど離れた○○の街から来たのだという。
夜中の3時にだよ、
それも雨の中をドライブしてくれて
・・・・・・
何か書類にぼくのサインがいるんじゃないか?
と聞くと、そんなもの要らないと言いながら、ぼくがホテルのドアを開けて中に入るまで見届けてくれた。
・・・・・・
ジィ~~~ン
イギリス人大好き。(T_T)
・・・・・・