・・・・・・・っということで、帰宅途中の電車の中で聞いた若い男女の会話。
それほど深い間柄ではないようだ。
男:そうなんだ、あんまりゲームってしないんだ
女:せいぜいSolitaireとかぐらいね。Windowsに入っているやつね
男:「マインド・スイーパー」とか(Mine Sweeperの間違いね)
女:そうそう
男:あれって・・・・(意味不明な技を言う)
女:そうそう・・・・あれね。
男:あとハーツとか・・・
女:あのね、これを言うとみんなエっ?って思うんだけど・・・
男:なになに??(興味津々)
女:私、オセロって一度もやったことないんだぁ~~
男:エエェ~~っ!(意外)
あれはね囲碁みたいに・・・・
女:知ってるわよ。挟んで白と黒を変えるよね。
男:ぼくは2Dしか知らないんだよね。
女:わたしは、お爺ちゃんの家にあのゲームがあってね・・・
男:そうそう、3Dのゲームがあってね・・・
女:じゃなくって、実物のゲームボードなのね
白と黒と・・・・
男:白で黒を挟むとねその黒が・・・
女:・・・・・・
男:囲碁の五目並べと同じなんだけど、チョット違うんだよね
女:・・・・・・
男:ぼくの場合、これを言うと皆おどろくんだけどね・・・
女:なに?(ようやく興味津々)
男:一度も「牛角」に行ったことないんだよね。
女:・・・・・・(ガクッ、なんで牛角?)
それって、焼肉屋が嫌いっていうこと?
男:いや、焼肉大好きだよ。
女:焼肉屋には行くけど、牛角は避けているってこと?
男:・・・・・・そうじゃなくって
・・・・・・
以上の会話から何が分かりますか?
ねえ、何が分かります?
・・・・・・
男、負けていますよね。
女、男を見切っていますよね。
男、それをゼンゼン察していないですよね。
女、この程度の会話はGirl's Talkで散々訓練済みですよね。
男、必死になって会話の主導権を握ろうとしてますよね。
女、男の底の浅さを測ってますよね。
男、自分の方が知識が上だと無駄な抵抗をしていますよね。
女、男を完全に見切って、弄(もてあそ)んでいますよね。
・・・・・・
これは、案外面白い現実なんですね。
女性は同性相手に散々会話の技術を磨いている。
なんたって、女性は一筋縄ではいかない。
お互いそのことを知った上で、丁々発止の会話を日夜繰り広げている。
なぜなら、女性は喋らないとその日のストレスを発散できないのだ。
だから、女性は雑談のプロフェッショナルなのだ。
それに比べ、男の会話の何と無味乾燥なことか。
言葉の裏に隠された駆け引きなんて、女性のそれと比べれば子供騙しだ。
・・・・・・
そう、アマチュアがプロに戦いを挑むようなものなのだ。