イヤね、10時30分から始まるS君の「シェイプステップ」は簡単過ぎてツマラン。
なのに、大きいほうのスタジオは満台なんだけどね。
でも、次の「テクニカルエアロ」は難しい。
なのに、大きいほうのスタジオはやっぱりューギュー詰めなんだけどね。
イヤイヤ、そんな話じゃない。
「土曜日は難しい」というのはそんな意味じゃないんです。
S君のツマラナいステップのあと、難しいエアロビクスに出て、
シャワーを浴びて、少ない(ごく貧弱な)髪をドライヤーで乾かして外に出る。
どんなに早くジムを出ても13時を過ぎているんですね。
そこで、家族の者にランチのお伺い電話したって通じない。
各自、土曜をエンジョイするために、散っているからだ。
くそオヤジが帰るまでランチを待っている・・・その必然性はありえない。
絶対にありえない。
・・・・・・っで、我が家に帰ってみるとヤッパリ誰もいない。
ガラァ~~~~ン
「タダイマぁ~」という音声が誰もいない空間に空しく響く。
・・・・・・
そこで、ぼくは思う。
家族の中で曲がりなりにもクルマを運転できる技能取得者はぼくしかいない。
クルマという選択肢を除いた土曜日の過ごし方において、ぼくの価値はない。
・・・・・・
結論は簡単。
オヤジを除外して貴重な土曜日を自分たちだけで過ごそう!!
そう、その結論に至るまでの思考過程には、全く淀みがない。
故に、土曜日はオヤジ抜きっ!!
そう、
土曜日はオヤジ抜きっ!!
・・・・・・っという結論に達する過程においては、
非の打ち所もないほど民主主義的である。
だから、異議を挟まない。
それどころか、異議を挟む余地なんかない。
・・・・・・
そこで、オヤジはどうするか。
一人寂しくランチする以外、選択肢を持たないオヤジはどうするか?
・・・・・・
近くの東急ストアで「お買い得品」のラベルの貼ってある、
「おすすめにぎり」本鮪、真鯛入り680円ナリを買って、
「切れてるチェダーチーズ」を購入し、帰り途中の「酒のカクヤス」で
「ロジャー・ダノイア・カヴァ・ブリュット」980円を買い足し、
フランス製のピクニックバッグに全てを詰め込み、
近くの公園のベンチを確保するのであった。
もちろん、ワイングラスと醤油、わさび、キッチンペーパー、爪楊枝の準備は抜かりない。
・・・・・・そう、
土曜日は難しい。
土曜日の午後を独りで過ごすのは難しい・・・・。