「あれを見てしまったから」 | so what(だから何なんだ)

so what(だから何なんだ)

人生のバックパッカーのブログです。
暇はあるけど体力と金と気力がない。
そんなお年頃。
68カ国で止まったまま先に進みません。(;^_^A

・・・・・・・っということで、ウチの若い社員で、

といっても30歳を超えているが、

毎週末バイクで東北地方に出かけ、

ボランティア活動を続けているヤツがいる。

帰りの交通費は無料になるらしいが、行きは自腹。

ボランティアセンターで貸与してくれるものもあるらしいが、

全て持参。ついでにテントも持参だ。

大多数がボランティアから自治体にバトンタッチされて、

もうそろそろ活動は終わるらしいが、今後は都内で続けていくつもりだという。

よく他人から、どうしてそんなに没頭できるのかと質問されるらしい。

自分でも理由が分からないと言う。

ただ、「あれを見てしまったから」が唯一の答えだと言う。

震災直後に、何も分からないまま駆けつけたときに見た光景のことだ。

ぼくらはTVの映像でしか震災を体験できない。

映像を見ながら、行間を読むように、自分の中で足りない部分を補足しなければならない。

いかにリアルに自分のものとして再現できるか、

それは個人の能力によって異なる。

だが、現場を見た者には遠く及ばない。