・・・・・・・っということで、東日本大震災発生当時の話。
韓国の新聞記者が震災直後に取材のために来日し、自ら車を運転しながら被災地を目指した。
もちろん道は寸断されていたが、苦労して被災地の避難所に辿り着くことが出来た。
そこには、空腹と寒さに震える避難民が身を寄せてあっていたという。
そして、口々に救援物資が届かないと訴えていた。
そこで韓国人の記者は単純な疑問を持った。
「私のような日本語をろくに喋れず、初めて日本に来た外国人が曲がりなりにも車を運転して、こうやって避難所に辿り着けた。なんで救援物資を積んだトラックが来られないんだろう?」
・・・と。
この話は多くの示唆を含んでいると思う。
それは日本人の「危機管理能力」の欠如と結論付けられるかもしれないが、
もっと根本的な何かが日本社会から抜け落ちてしまったのではないかと感じるのである。
その何かとは、個人の「臨機応変能力」ということであり、「自己判断能力」ではないかと思われる。
そして、日本人に欠けているものを、何故韓国人は持っているのだろうかと考える?
ぼくには、【徴兵制度】だと思われて仕方がない。