・・・・・・・っということで、秋葉原の歩行者天国が再開されたそうだ。
7人が殺害された無差別事件から、はや2年半前が経ったんですね。
再び同様の事件が起こりそうで、なんかイヤな予感がしますね。
秋葉原がそういう連中の「聖地」になるんじゃないかって。
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ぼくは、死刑制度存続に賛成派なんですけれど、
反対派の意見の中で、尤もだといういうものが一つだけあります。
それは、自殺願望を持った人間をどう防ぐかということなんです。
自殺したいと思う人間で、他人を道連れにしようっていう発想をする輩が結構多いんですね。
死にたいなら、迷惑をかけずに一人で死んでくれればいいのにと思いますがね。
自らの命を絶つって、相当な勇気が必要なはずです。
そういう勇気を持たない人間が、死刑制度を悪用するというケースにどう対処するかということなんです。
説明の必要はないと思いますが、自分が手を下す代わりに、死刑にしてもらおうという発想です。
自分が生きた証に、人を殺すことによって名を残したいなんて発想するケースもありますね。
そういう連中は、死刑にしてくれてありがとうと、感謝しながら死ぬんですね。
この場合、死刑制度が抑止力になるどころか、逆に犯罪を促進する効果を持ってしまう。
そういう事件の代表格が、宅間守が起こした付属池田小学校の児童8名殺害事件です。
彼は早期の処刑を望み、その望みどおり判決後たった1年で死刑を執行された。
この結果には釈然としない思いが残る。
言うならば、死刑よりももっと上の刑を与えたいという気持ちなんです。
そういう罰って、ないですかね?